初めての下石神井

昨日は、義母と二人で下石神井にある「ちひろ美術館」にいってまいりました。実は初めて…(^_^;)
とっても素敵なところでした。
私は特にアトリエのところが楽しくて、
随分長い時間そこにおりました。
(もしかしたら義母は早く次に行きたかったかも)
「紙は?筆は?絵の具は?パレットは?
 わーっ鏡、私も同じ場所においてある!」
と、ワクワクがとまりませんでした♪
そのコーナーの一角に、
写真とともにちひろの言葉がパネルになっていくつか
飾ってありました。
その中の一つがあまりに素敵で、メモを取りました。
長かったので、最後の部分だけなのですが…
 
「《中略》
 いま私はちょうど逆の立場になって
 私の若いときによく似た欠点だらけの息子を愛し、
 面倒な夫が大切で、
 半身不随の病気の母にできるだけのことをしたいのです。
 これはきっと私が自分の力で、
 この世をわたっていく大人になったせいだと思うのです。
 
 大人というものは、どんなに苦労が多くても
 自分の方から人を愛していける人間になることなんだと思います。」
そういう思いから生まれた絵だったんですね。
だから心が動かされてしまうんだ…と深く深く納得したのでした。
   

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2 Replies to “初めての下石神井”

  1. 長男がお腹にいる時、買った絵(印刷ですが)は「いわさきちひろ」さんでした。
    真っ赤で大きなチューリップの横に座っている赤ちゃんの絵。もう16年も経ちましたが、宝物です。
    絵というものは、書いた方のココロが表れるものですね。
    「ミウラナオコ」さんの絵も年代によって変化があるのは、ココロの変化でもあるのでしょうか。
    長い人生いろいろな事があるでしょうが、「いわさきちひろ」さんのように
    >自分の方から人を愛していける人間
    となりたいですね。

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  2. セブンさん、ありがとうございます♪
    ご長男誕生の時に買われたチューリップと赤ちゃんの絵が今も宝物…素敵ですね。
    >「ミウラナオコ」さんの絵も年代によって変化があるのは、ココロの変化でもあるのでしょうか。
    そうですね、変わってきていると思いますよ~(^_-)

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