てっぺんの孤独

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山のてっぺんには 冷たい風が吹きつけている
誰かと手をつなぎたいと思っても
掴める手は見つからない
そこは 一人で立つ場所だから…
でも
てっぺんは天に一番近いんだ
空を見上げれば
数え切れないほどの笑顔が微笑み
空っぽだった手を 上に伸ばせば
優しく握り返される
それがてっぺん
てっぺんは 天に一番近い場所

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