「 28年前に描いた絵から色々考えた・・・ 」


28年前
初めて公募展に応募して
入選したイラスト。
この入選がきっかけで
仕事の依頼が少しずつ来始めた。
今でも時々
このタッチで描くけれど
25歳の私は、
今よりも
恐いもの知らずで
勢いがあったから
そこはちょっとかなわない
昔々
憧れだったイラストレーターの
和田誠さんとお話したことがあって、
和田さんが
「子供の絵はいいよ。子供の絵には勝てないんだよね・・・」
と、おっしゃった。
私はその意味がよくわからず
「どうして 和田さんみたいに自由自在に何でも描ける方が
 そんなことをいうんだろう?冗談でしょ~」
と思ってたのを覚えている。
でも、今はわかる気がする・・・
子供が描くときの
「迷いのなさ」
「知識による計算のなさ」
「整い過ぎない不自由さがある線」は
うらやましいと思うもの。
まあ
なくしたものを
羨んでいても仕方ないんだけど(笑)
きっと
楽しくて 新しいことへの挑戦には
「迷いのなさ」も
「知識による計算のなさ」も
「整い過ぎない不自由さ」も
あるんだと思う
それは本当は
新しいことに挑戦する限り
いつだってあり続けるものなんだろうな
挑戦するかどうかだけのこと・・・
 
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