0812
どんなに小さくたって
光は 光なんだよ
だから…
小さくても 恥ずかしがらずに
差し出してみようよ
その小さな光がたくさん集まって
大きな光になるんだから
抱きしめたもの…
0811
目をつぶり、
肩の力を抜いて、
両手を大きく開いて
その胸に一番に飛び込んできたもの…
それをギュッと抱きしめる
ほらね、あったかくなるよ
抱きしめたそれは、きっとなにか大切なもの
どこに向かって…
0810
数え切れないほどたくさんの、
「気づかないふり」をしてきた自分がいる
ただ、自分の進むスピードが遅くなることが
いやなばっかりに…
でも、スピードをあげて進んでいた
その時のその方向は、
それでよかったのかなぁ
スピードよりも
進んでいるそのずっとずっと先がどこなのかが大事なのにね
ポケットの中に…
0809
「罪」と大きく書かれたシールを
たくさんポケットにしのばせて、
自分にも他人にも貼りまくる…
そうして、自分のことも他人のことも
嫌いになる
「許し」と書かれたバンドエイドを
たくさんポケットにしのばせて、
自分にも他人にもそっと貼る…
そうして、自分のことも他人のことも
愛おしくなる
墨絵
誰かと初めて出会って、
「わ~、すごくいい人!」とか、
「すごく素敵な人~(*^_^*)」と思う
でも、そこで「完璧にイイ人」と決めつけるのは
ちと早い
何度も会ううちに、
「えー、こんなこと言うの~!?」
「あらら…、意外(>_<)」とガッカリする
でも、そこで「完璧にイヤな奴」と決めつけるのも
ちと早い…
もっともっと何度も会って、
「あれ、やっぱりいいとこあるね」
「そうそう、そこがこの人のすごいところだった」
と、また良さに気がつく
ここでようやくその人のことが少し解るんだと思う
決めつけとは、その人を一色だと思ってしまうこと
真っ白な人も、真っ黒な人もいないのに
人との関係は、
その人の微妙な濃淡を
楽しむことが大切かもしれない
絵を見る時と同じで、
近くから遠くから眺めてみることで、
何が描かれているか理解できるんだと思う
小さな舟
静かに浮いていたいのに
小さな波にも、ぐらんぐらん
少しの風にも、ひっくり返る
この舟に、アンテイカンがほしいなぁ
波を無くすことなんて無理だもの
風を無くすことなんて無理だもの
波に乗る力があれば 大波に乗った時遠くが見える
風を利用する力があれば 大きく前に進むことができる
波も風も恐れない、アンテイカンがほしいなぁ
許すこと
0806
許すこともまた勇気がいる
「もう二度とこんな目にあいたくない!」と思うから
あの手この手で、許さない理由を探してみたりする
「許したらまた同じ目にあうかもしれない…」と思うから
繰り返し取り出しては、忘れないようにと眺めてみたりする
許さないとき、自分の立っている位置は変わらない…
自分の視点からしか世界は見えない
「許すための理由を探そう」と試みてはみても、
そう簡単には見つからない
許すことは信じることと、とても似ていると思う
勇気が必要なことだけど、
許そうと決めた途端に立つ位置が変わって、景色が変わる
別なところから眺めてみると、
見えていなかったたくさんのものが見えてくる
善でも悪でもない、もう一つの「理解」という答えが見つかる
そのときに、心は少しだけ大きくなる
大切なことは、何度でも許すこと
自分はたくさん許されてきているということを忘れないこと
信じること
0805
信じることは、勇気がいる。
信じるということは、今その立っている場所から、
まったく違う場所に移動するようなもの。
だから、「見えるものが変わる」。
同じものを見ても「違って見える」。
自分の今立っている場所にしがみついていると見えないものが
きっと見える。
それが、信じるということ
手を開こう
0804
自分が誰かに傷つけられたなと思ったとき
最初は「許せない相手」に…、
そのうち「許さない自分」に…、
その両方にダブルで腹が立ってくる!
そんな自分に気が付いて、
「あ~、こんな状態から早く抜け出すことだゾ」
という思いが顔を出し始める
なのにまだ
「いやいや、もう少し怒っていてもいいんじゃない?」
という声も聞こえてくる
しばらくそんな風にゆらゆら揺れたそのあとで
ようやくはっきり「やっぱり、早く抜け出すことだわ!」
と、思えてくる
怒りも、悲しみも、責める気持ちも、無くすことはできないけど、
「早く」手放すが勝ち!
握りしめているその手を、「早く」開くが勝ち!
以前の自分よりは、これでもけっこう「早く」なったんだ~(^_^)v
「信じてる」
0803
私は、何を信じてる?
私は見えないものの存在を信じてる
見えないもののなかにこそ、
本当に温かくて、本当に美しくて、本当に強くて、
本当に大切な何かがあるんだと信じてる
「見えないものを信じられる自分でよかったなぁ」
と、改めて感じている今日この頃…